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2、虫歯
caries
【 自然治癒には再石灰化が重要 】
歯の表面は食事をするたびに、「脱灰」と「唾液」の成分により
「再石灰化」を繰り返しています。
このバランスが崩れた時に、虫歯が発生します。
【 虫歯を自然治癒させる4つの条件 】
①歯磨きの方法等を、プロの指導の下に習うこと。
②イオン導入(フッ素イオン)を歯科医院で定期的に行うこと。
③揚げ物(酸化された油による)や、糖分等の過剰摂取を控え目にし、
健康的な食事を取ること。
④歯並びの悪い所は、プラークが付着しやすいので、
専門医に相談すること。
虫歯が出来るメカニズム
虫歯というものは、
突然に出来るものではなく、
長い年月をかけて、進行するものです。
虫歯になった歯は二度と回復はしません。
【後悔先に立たず】
虫歯は口腔内に生息している細菌が、食べ物や、飲み物に含まれる
糖質をもとに作る「酸」によって歯が溶かされる、ことで生じます。
酸を作る「細菌」、酸に溶けやすい「歯質」、
細菌のエサとなる「糖質」、そして「時間」。
この4つの条件が重なると、虫歯になります。
ただいま読み込んでおります…
◆ 段階ごとの虫歯の治療法 ◆
が、C0を保つためには、フッ素イオンが効果的です。
C0:虫歯ではありません。
C1:歯の表面の虫歯(エナメル質表面の虫歯)
歯の表面の溝に、白濁や黄色の着色、黒い点や線が
見えるようになります。
麻酔なしで、治療することが多いです。
光で固まるレジンという材料で修復します。
レジン充填の特徴
▼ メリット ▼
1、一回の治療で終わる。
2、材料が歯と同じ色である。
▼ デメリット ▼
1、変色しやすい。
2、材質が弱い。
3、大きい虫歯には不向きである。
C2:神経に近い虫歯(象牙質まで進行した虫歯)
症状によっては、麻酔をします。
・冷水痛とかがあれば、
「鎮痛剤」で落ち着かせ、
症状が緩和してからレジン充填をします。
当院は、できるだけ、金属を使いません。
※近年、金属アレルギーが注目されています。
C3-1:神経まで進んだ虫歯(歯髄まで進行した虫歯)
抜髄・根管治療
・「水」とか「お湯」が凄くシミル。
・ズキズキと痛む(特に夜に痛む)。
麻酔をして、神経を取ります。
最終的には、レジン充填をしますが、
虫歯の程度によります。
【毎日、お酒を飲んでいる人は、麻酔が効きにくいです。】
C3-2:神経が死んで、歯茎が腫れた虫歯
根管治療・膿瘍切開
・リーマー(細い針金みたいなもの)で
根管に穴を開け、膿(ウミ)を出します。
また、ホッペ側の腫れているところも、
切開し、膿(ウミ)を出します。
最終的には、出来るだけ金属を使わず、
レジン充填をしますが、
虫歯の程度によります。
C4:歯茎のところまで、歯が崩壊している虫歯
・「根っ子」の状態であれば、
根管治療をした後、レジンで蓋をして、
その上に義歯をのせます。
残せないような、「根っ子」であれば、
持病をお聞きした上で、
抜歯の判断をします。
抜いた後は、義歯になります。
現在、ご自分の歯で、食事をなさっている方も油断をしていると
歯周病、虫歯等が加齢によって進行し、当たり前の食事が
当たり前では無くなる日が訪れます。
歯周病の定期検診の時に、虫歯も検査致します。
【当院は歯周病(歯槽膿漏症)に力を入れております。】
【転ばぬ先の杖】
歯の定期検診を心がけましょう。
生涯、自分の歯で食事をしよう!
厚生労働省と日本歯科医師会は、かねてより、80歳で、20本以上の歯を残そうと
「8020」運動を提唱しております。
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